うまい日本酒を造っていきたい。その変わらぬ想いをさらに追求するため、私たちは「豊穣蔵」を開きました。この蔵では伝統の手仕事によって、少量であっても「旨い酒を飲みたい」というお客様のご要望に応えていこうと考えています。酒造りの技を極めるための新しいチャレンジです。 酒造りの原点である、伝統的な手仕事の技を磨くところに立ち返り、どんな米を選ぶか、どの酵母を使うか、仕込みの工夫はどうか・・・・。限りない選択肢の中でチャレンジを繰り返します。 私たち自身が納得できる酒を仕上げるのは無論ですが、杜氏の想いがきちんとお客様に届いて喜んで飲んで頂けることではじめて完成するもの。これこそ日本人が長年にわたって培ってきた日本酒造りの良さであり、奥深さに他なりません。それぞれのお客様が心底「うまい」と言って頂ける酒をじっくり手造りする・・・。 私たちは、この「豊穣蔵」から、あらためて日本酒の多様なおいしさと日本酒文化の素晴らしさを醸し出していきます。 平喜酒造株式会社 代表取締役社長 戸 塚 堅 二 郎 |
日本酒を造り続けることはとても難しいことだと思います。 なぜなら造り手の独りよがりではどうにもならないからです。 米作りのこだわり、そして杜氏がその米の持ち味を引き出し、 そしてお客様にきちんと伝わらなければ、日本酒として完成し ないのです。 いくら自分で納得してもお客様に受け入れられなければ意味が ありません。本当に旨い日本酒の味を追求することに終わりは ないのです。 この気持ちを大切に、自分の考えている酒の味を造っていきた いと考えています。 豊穣蔵杜氏 岡 部 東 一 郎 |
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